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2016/05/26(木)
見えないもの
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職場では重い障害のあるKちゃんと日々を過ごしている。
今日、Kちゃんがホールに面した窓の方を見て、にこっとしながら手を振っていた。 誰に手を振っているのかと、私も窓の方を見たが誰もいない。 でも、Kちゃんはアウアウと声を上げながら、楽しそうに手を振っている。
きっと私には見えない誰かに手を振っているのだな。 赤ちゃん組にいると同じようなことがよくある。 Kちゃんは3歳児だが、重い障害の分、他の子よりも成長がゆっくりだ。 その分ピュアな心と目を長く持っているのだろう。
私には見えなくて、Kちゃんには見える誰かに私も「こんにちは」と手を振ってみた。
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