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2016/10/19(水)
君の名は
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話題作の映画を見てきた。 「君の名は」・・・アニメである。
風景がとてもリアルで、まるで実写を見ているかのよう。 ストーリーもSFっぽくて、アニメならではで面白い。 息を呑んで見入るシーンもいくつかあった。 音楽も若者っぽくてとてもいい。 話題になるのもわかる。
なのに・・ タイトルが何故「君の名は」なのか。 あまりに有名なタイトル。 そこが狙いなのかもしれないが… 数寄屋橋があったことを知っている最後の世代、私には、やっぱり「君の名は」と言われたら後宮春樹と氏家真知子なのだ。 数寄屋橋で再会を約束しながらも、途中ニアミスをくりかえし、ニアミスでなければどうしても待ち合わせ場所に行かれない事が起きる。そのように視聴者をやきもきさせるあの番組なのだ。
昔の「君の名は」がどうこうよりも、 その番組を楽しみにしていた母の様子、追随してくる子どもの頃住んでいた街の風景や、アパートの様子が懐かしいのかもしれない。
今回のアニメで、そのノスタルジックな思い出が蹴散らされるような感覚があるのだ。
まぁ、アニメ映画として面白いのだから、つべこべ言うと年よりじみてくるので今を受け入れることにしよう。
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