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2016/10/10(月)
小さいモモちゃん
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黒姫童話館へ行ってきた。 今日の目的は劇団くるま座の「じらいや」公演。 そして画家桜井誠さんの企画展だ。
桜井誠さんの挿絵と昨日行った藤城清治さんの影絵が、 私の幼少期の思い出である。 本好きの父がよくお土産に買ってきてくれた絵本は、今思うと桜井誠さんの絵が主流だった。 そして藤城清治さんの影絵と木馬座・・ケロヨン。 この二人の方達の質の高い作品で、私の幼少期はとても豊かな質の高い物に囲まれていたようだ。
そして自分で選ぶようになった頃出会った松谷みよ子さんの「小さいモモちゃん」。 絵本の表紙がすごく可愛らしくて、ポロポロになるまで読んだものだ。 そこに描かれている世界「母の愛」「母の涙」「離婚」「共働き」「保育園」「小さい子のまわり」「成長」・・・ 子どもの目線から見た大人の世界が、今の私の原点かもしれないと思うのであった。
その表紙になった人形達が展示されている。 その可愛らしさに触れる度に、昔と変わらぬ愛おしさと自分の子どもの頃を思い出すのだ。
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