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2015/06/07(日)
香りの記憶
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長岡へバラを見に行って来た。
ちょうど園芸家小山内健さんの講演を聴き、ガーデン散策に参加できた。
香りの強いバラは、生命エネルギーを香りとして放出するので、花の期間は3日ぐらいなのだそうだ。 香りのないバラはエネルギーを内に秘めているので、花の期間が長いらしい。
ガーデニングにはどちらも混ぜて作ると、長くバラを楽しめるのだそうだ。 しかし、どちらが好みかと聞かれれば、迷ってしまう… つい人に置き換えてしまう。
香りを放って短く生きるか・・ 香りを秘めて美しく長く生きるか・・ せめてどちらかでありたいと思う。 どちらでもないのが一番悲しい。
香りの記憶は鮮明で、普段は忘れている香りでも、一度脳裏にとどめた香りは、またその香りに出逢うと色々な思い出が一緒に蘇る。 いいことも、悪いことも、記憶は香りと共にあるようだ。
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