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2015/10/19(月)
黄昏に何を語ろうか
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夕方、日が暮れる前の1時間程、外で子供達と遊んだ。
「暗くなる前に家に帰る」・・昔の子供の約束事だ。 夕陽が照りつけていると思うと、 あれよあれよという間に夕陽が大きくなり、低い位置に落ちてくる。 辺りも紫を帯びてくる。
夕方外で遊ばせる事は滅多にないので、外の色の変化を見た大きい子がぽつりと言った。 「綺麗だけどちょっと寂しいね」
この言葉を引き出せただけで、夕方の外遊びをさせて良かったと思う。
私の頭の中は「黄昏に語りて」が響き始める。 ♪農家の屋根は冬を待ち 枯れる草木を誰が悲しむ♪ 大好きなフレーズだ。
綺麗だけどちょっと寂しい・・ その感性を風景で表現する天野さんの詩の力。 脱帽だ…
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