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2014/09/05(金)
自尊心をくすぐる
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職場でよく見る光景・・
人気のあるおもちゃやコンビカーは数が足りないため、奪い合いになったり、喧嘩の元になる事が多い。 「かして」「やだ」「かしてくれない」「だって」となる。 そうすると大人はそれをとりあげ、喧嘩するならしまっちゃうといって、喧嘩の原因を隠してしまう。 ちょっと待って! それは職務怠慢というものだ。
3歳ぐらいから自尊心が芽生えてきて、 進んで正しい事をしたり、ルールに従う事を気持ちよいと思うようになるのだ。
小さい子に人気のコンビカーなら、ちょっと可愛いタクシー乗り場のような物を作ってあげればいい。 待っている友達に「どーぞ」と自分から交代する気持ちよさ。 ここで待っていれば次は乗れるという安心感。 いつまでも交代できずに乗っているばつの悪さ。
大きい子なら、大人は時間制貸し出しやさんになってあげればいい。 時間内なら誰にもとられず遊べる安心感。 次の時間に予約していれば、虎視眈々と狙わずとも次は遊べる安心感。 時間終了の時に返すことによって、ルールを守れた達成感。 次の予約をするか、別な遊びにするか、本当に自分が遊びたいのか考える経験も持てる。 個々の遊びが満足できれば、集団遊びへと移行しやすくなる。
子供達の自尊心をちょっとくすぐってあげるような方法を考えれば、「取り上げる」などという権威を笠に着るような事をしなくてよいのだ。
さぁ、プロとしての自尊心をくすぐって、次世代に上手く伝えたいものだ。
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