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2014/03/22(土)
次世代が受け継いでくれる
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若い人の合唱団のコンサートに行ってきた。
寺山修司の「不完全な死体」の書き下ろし合唱曲である。
演技と三味線と合唱で、寺山修司のダークな世界観を見事に表現していた。
若い人には理解できないだろう内容も時には含まれていたが、 今わからなくても、いつかわかる時がくる。
今はそのダークさを演じ、歌ってくれれば十分だ。
古い、暗いと、私が愛した作品を一刀両断された時代もあったが、その時代もすでに古くなったようだ。
今の若者達はその古さと暗さを受け入れ、自分たちの表現で表してくれている。
そうやってよい作品が次世代に受け継がれることが、とても嬉しい。
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