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2014/02/01(土)
松明の幻想
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「レルヒ祭」前夜祭だ。 毎年寒くて覚悟を持って出かけるが、今年は暖かい日だったので夜のスキー場も苦ではない。
ステージでは若い人達のバンドの演奏が繰り広げられ、 盛り上がりを見せている。
そして辺りが暗くなった頃、 白い斜面を松明隊がユラユラと滑り降りてくるのだ。
右に左に上から下へ・・ 暗い雪山を揺らぐ炎が動く様は幻想的で、目を奪われる。
この世ともあの世とも見分けが付かないような世界は 生あるものも、生のないものも、多くの人の魂を誘う。
そしてその火は篝火に点火され、冬の祭は夜へと入っていくのだ。
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