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2014/01/25(土)
映画の良さ
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「小さいおうち」を観てきた。
今日から封切りということもあり、上越にしては珍しくほどほどの入り。
30分ぐらい前に行ったので、席を選べた。
一番後ろの中央にする。 邦画はなるべく後ろの席、洋画は中央段の席と決めている。
この席からだと首が痛くならず、スクリーン全体が目に入り、会場の様子がよく見えるのだ。
映画の内容はさておき、俳優陣のそこはかとない目線など、細かい演技がどんどん会場を引き込み、何気ない箇所で笑いが起きるのも会場全体。うなずくのも会場全体。しーんとするのも会場全体だった。
映画は二人で観ていても一人の世界なことが多い昨今、何十人もの知らぬ同士が、みんなで観ている気持ちになれる映画は珍しい。 珍しいというより、懐かしい。 二昔前ぐらいの映画館を思い出す。
映画を観たという行為そのものが気持ちを温かくさせる作品だった。
山田洋次監督・・・さすがだな。脱帽。
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