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2014/01/13(月)
成人の日
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世の中は成人を祝う日だ。 ここ上越では桜の時期4月が「成人式」なので、もう少しお預けだ。
新聞やテレビで見る着物姿は年々ありようが変わってきて、 これでいいのか?と思ってしまう。 髪型も着方も自由でいいとは言え、伝統としての振り袖の姿が懐かしい。 着物文化も遠い昔から見れば時代に合わせて変わってきているので、今の時代にあった着方なのかもしれないが…
そんな成人の日、私はコトコトあずきを煮てあんこを作ったり、 銀杏を茹でたりしていた。 あずきも圧力釜で煮れば、かなりの時間短縮。 銀杏も電子レンジを使えばあっという間に殻を割れる。 こんな料理の仕方も時代にあっていると言えば、そうなのだろう。 しかし、古い時間のかかる料理法の方が、出来上がりの深みが勝るのは否めない。 火加減を見ながら「今だ!」と思うところで調節できるからだろう。
便利な調理器具を使って料理するのも、現代の奇抜な振り袖姿も同じ事か・・などと自分の矛盾に苦笑してしまう。
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