明日も元気に笑おうね
NSPを想うmimiの個人的日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2013年7月
前の月 次の月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
最新の絵日記ダイジェスト
2023/01/25 い・て・つ・く
2022/12/23 キャンサーフリー
2022/12/07 18年目の扉
2022/11/27 中ちゃん祥月命日
2022/10/15 10月何も書いていなかった・・汗

直接移動: 20231 月  202212 11 10 9 8 7 6 5 3 2 1 月  202112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 月 

2013/07/06(土) ルーベンスを見に行く
半世紀以上の人生の中で、心の底から感動した小説や童話がいくつある。

私の人生の中で一番最初に感動したのが「フランダースの犬」だ。
幼稚園年長児の時とはっきり記憶している。
当時ABCブックという月刊の童話本があり、「D」の章DOGに当たる話に「フランダースの犬」が選ばれていた。

その絵本はくすんだグリーン系のの彩色。深い絵。
何回も読んだので、今でもしっかり頭の中に仕舞われている。

話の中に何回も出てくる「ルーベンス」という言葉。
主人公ネロが見たかった「ルーベンス」の絵とはどんな絵なのだろう・・
ずっと、ずっと思い続けてきた。

大人になってから、画集やテレビの放送でルーベンスを知ることになるが、絵画も音楽と同じライブにかぎる。

そのルーベンスの絵を、今日やっと肌で感じることができた。
肌の質感、陰影、瞳のハイライト、聖書を元にした図柄、構図のまとまり。
胸に迫るものがある。

ルーベンスが生きた時代は、これらの絵を見ることを許された人々は限られた人々だったことだろう・・
今は、こうして日本の一般庶民の私が見ることができる。
歴史の流れがありがたい。

一通り見終わり、やはり思いはフランダースの犬へと帰る。
ネロが最後にルーベンスの絵を見て天に昇っていくシーンを思い出す。
一目見ることができて、幸せに包まれて俗世を離れて行ったのだと確信した。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.