|
2011/10/19(水)
つぶやいてみるものだ
|
|
|
日本海は海に陽が沈む。 それは西側。
夕暮れの中に浮かぶ山のシルエットは東から西に流れる。 東側の高い山の稜線は西に向かうに従って低くなる。 東側の薄ぼんやりしたグレーの山は、西に行くほどに濃い藍色となる。薄く濃く重なる山々。 西側の空は夕陽の残照を浴びてオレンジ色の重なりを見せ、山の影をことさら際だたせるのだ。
こんな美しい光景を目にしたあと、昨日見た窓を見上げると・・・ 窓に明かりが灯っている。 明かりの主は以前とは変わってしまったが、同じように明かりが点いているのを見ると、ホッとした気分になる。 まるで昨日のつぶやいた願いが聞き届けられたようだ。
|
|
|