|
2010/09/18(土)
高村静香というペンネーム
|
|
|
「高村静香」・・・この名前は久しぶりだ。 誰であろう,この私が中学生から高校生まで使っていたペンネームである。 今ならハンドルネームというところだろうか。
詩を書いたり,短い小説まがいのことを書いては投稿したりしていた。
このペンネーム,尊敬する高村光太郎氏にあやかって自分で考えたものだ。
面接の折,履歴書の折,尊敬する人という問いには必ず「高村光太郎」と答えてきた。
高村光太郎について語らせれば,いくらでも語れた高校生の頃。
いろいろ調べ,いけるところには行き・・・
あぁ,なんと懐かしい。
そして行きたくても行かれずにいた,岩手花巻の「高村山荘」にやっと,やっと行くことができた。
あの頃よりさらに35年も経ってしまったが,高村山荘は地域の人々に守られそのところにしっかりと残っている。
記念館には花巻でしか観られないものの展示もあり,想像していたものが現実に目の前にあることへの感慨でいっぱいになる。
私が長年好きでいたものは,こういうものなのだとはっきりと目の前に感じることができた。
この歳になってから来ることになってよかったのかもしれない。 より多くを感じられるこの歳になってから・・・ 運命はそのように仕組まれていたのかもしれない。
機は熟したり・・・ということであろう。
|
|
|