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2010/05/31(月)
本物の意味
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先日観てきた奈良の仏像展。 今、国宝の本物の仏像が一般公開されている。
先日私が見てきたものはレプリカなのだ。
今は本物が来ていると言うことで、ものすごく混んでいるらしい。
先日はレプリカのためかすごく空いていて、何十分もゆっくりと観られた。
おそらく本物は長い年月を経てここに現存するオーラを持っていることだろう。
しかし・・・ だからといってレプリカが劣るのだろうか? 説明書きによると、本物と見まがうほどとか・・・
レプリカといえど、それを作るに当たって、制作者は本物そっくりに誠心誠意込めて作ったと思いたい。
人の魂が込められれば、それはもう本物に近くなっているはず…。
その証拠に私の脳裏には未だレプリカの柔和なたたずまいが記憶として焼き付いている。
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