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2010/10/28(木)
白鳥の会話
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職場の隣の田圃に白鳥の群れが来ている。
朝方遠くで餌をついばんでいたが、 夕方5時近くにはかなり近くに寄ってきた。
もう日が暮れる頃、一斉に飛び立ちねぐらの池に帰って行く。
その様のなんと美しいこと。
最初一羽が合図のように立ち上がり羽を羽ばたく。 呼応する数羽。
そこで先発隊のような数羽が飛び立つ。
それからまもなく、また一羽が立ち上がり羽ばたく。 呼応する数羽。
そうしたら、バラバラだった団体が1カ所に集まり始めた。 その後皆帰る方向に首を向け、一羽残らず集まったところで どんどんと飛び立ち始めた。
旋回して、美しく、歌を歌いながら。
最後に6羽残っている。 きっとこの6羽は後発隊なのだ。 残っている子供がいないか確認してから飛び立つのだろう。 団体が空に消えた頃、6羽も飛び立っていった。
白鳥の会話が聞こえるこの土地に住んでいることに感謝する。
白鳥たち、その旅の歌を聴かせて欲しい。
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