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2010/01/11(月)
冬の美人林
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春夏秋は今までに何回も行ったことがあるブナ林。
しかし、冬はいつも行っている道が雪で閉ざされてしまうため行き方がわからなかったのだ。
しかし、ニュースで雪の美人林を写していた。 「やっぱり行かれるんだ!」
そうわかったら、居ても立ってもいられない。
探してみたら、かなり遠回りだがちゃんといける道があった。
運良く今日は晴天。
積雪180センチの上を雪を踏みしめながら散策してきた。
あぁ・・・・ 初めて見る雪のブナ林。
お日様を受け、枝の雪がバサバサと落ちてきていた。
樹は2メートル近く埋もれているのに、それでもまだまだ高い。
雪の上に樹の影ができる・・・この光景も初めて見た。
鳥のさえずりは聞こえないが、点在する動物の足跡。
落葉している枝にはいつも薄日を投げかける葉っぱはないが、 葉っぱがない枝だからこそ雪を受け流し、 陽が照れば早くとけろとばかりに地面に日を注ぎ入れる。
そしてこの雪の下では、新しい命が脈々と息づいているに違いない。
春になったら重なる樹々に薄緑の葉っぱがつくことだろう。
楽しみだ。 一斉に息づき始める時が楽しみだ。
命のほとばしりを抱えて、まだしばらくは息をひそめている・・ブナ林。
この冬かんじきを履いて、もっとおくまで行ってみようと思う。
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