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2009/06/23(火)
平和の祈り
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家康の六男・・・松平忠輝 伊達政宗の長女・・・五六八姫(いろはひめ)
この政略結婚から高田の街は始まった。 それまでは春日山がこの地の拠点であったのに、 忠輝が高田城築城を命じられたところから、時の中心地は高田に移ってきたのだ。
政略結婚、時代の都合で引き離された二人・・・ とはいえ、確かな絆が二人の間にあったようである。
今日歌わせていただいた教会。 その五六八姫がステンドグラスに刻まれている。 神父様がイタリアフィレンツェに頼んで作っていただいたそうだ。 聖人ではないモデルをステンドグラスにするのはとても珍しいそうで、特別な許可がいるらしい。
そんな神父様の思いを抱いて、ステンドグラスの五六八姫は教会から高田城を見守るように祈りを捧げている。
時代は変わりつつも、平和の祈りは永遠である。
とても穏やかな心で、人々との確かな絆を思いながら歌わせていただいた。
人との絆こそ、平和への祈りの源となるであろう。
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