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2009/12/16(水)
グループホームで
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地域のグループホームで合唱団の仲間と共に歌ってきた。
30分ぐらいの小ステージだが、 歌っている私達もとても温かい気持ちになれた。
この訪問をきっかけにクリスマスソングやハンドベルなどを練習できたのも楽しかった。
MCで「妙高山も真っ白になりましたよ」というと、 入居者の一人の方が、「そうですか・・・雪化粧しましたか」とおっしゃる。
そうか・・ やはりそうか・・ と、思い、胸が熱くなる。
健康で若い我等は、見ようと思えば妙高山は毎日見られる。 自分が見る気にさえなればいいのだ。
しかし、お年を召して、グループホームに入られた方々は 人手を借りなければ山々を見ることはできないのだ。
雪化粧した山々。 きっと目には焼き付いておられることだろう。
冬の到来を知らせる山々 春の訪れを知らせる山々
見たいものを自由に見て、感じ取る感性を持てるのも自分のみが自由だからだ。
人はいずれ年をとる
せめてそれまでにたくさんの景色を見、 いろいろな音を聞き、
心の宝箱をいっぱいに満たしておこう。
あなたの笑顔も、歩く姿も、たくさんたくさん宝箱にしまっておこう。
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