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2008/12/16(火)
マッチ売りの少女
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もうすぐ冬至・・ 今最高に日が短い時だ。
夕方5時にはもう真っ暗。
見上げる窓のブラインドも早々閉じられ、窓から明かりが漏れてくるだけ。
道路はヘッドライトの明かりが交差し、車の姿もぼやけている。
あまりに日が長い時は何となく落ち着かず、気恥ずかしいものがあるが、 短ければ短いで、もの悲しげなものだ。
マッチ売りの少女は暖かい暖炉の火を窓越しに眺め、 寒さに震えながらマッチを擦り、わずかな暖をとった。 揺らぐ炎の中に温かな幸せを夢見た。
12月の夜、炎の中に夢を見られるのならマッチでも擦ってみようか…
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