|
2007/09/20(木)
チューリップのアップリケ
|
|
|
ネットラジオで「チューリップのアップリケ」を聴きながら・・
♪お父ちゃん 朝から晩まで 靴トントンたたいてはる♪
私の亡父も朝から晩まで靴をトントンたたいていた。 この曲を聴くと必ず父を思い出す。 靴職人だったのだ。 父のごつい手が一日金槌を振り下ろしていたり、太い針を操ったり、皮を引っ張っていたイメージはいつでも鮮明に脳裏に焼き付いている。
晩年は病気を患い、靴を作ることはできなくなったが、 父の作った靴は今でも愛用している。 修理可能なように作られているが、今の時代靴を修理できるような職人さんを見つけるのは難しいだろう。
何か形あるものを残して逝けるのはいいものだ。 そしてそれはいずれ無くなるものがいい・・
私は何を残せるだろうか? 何もないかもしれない。 これから海に還るその日まで・・考えておこう。
|
|
|