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2007/09/30(日)
光りと影
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藤城清治さんの作品展に行ってきた。 影絵でとても有名。 ケロヨン、木馬座の父でもある。
とても、とても心に入り込んできた。 絵を見て涙があふれてくる。
作品技術は私ごときが語るに及ばず・・
若い頃から、御年83才の今日に至るまでの作品の変化・・ シャープな勢いのある物から、柔らかな愛に包まれた作品へと変わっているようだ。 人生の流れを見せていただいたようで、胸が熱くなる。
そして影絵にはつきものの光りと影。 世の中に存在する全てに光りと影がある。 その両面を持ちながら、 それでも人を愛し、地球の営みに感謝し、生きる喜びの音楽を鳴り響かそうと… それを絵が力一杯語っている。
作品の完成度の高さ、愛らしさ… それを越えて作者のメッセージが、見る者に届いてくるのだ。
心を伝えるのは音楽ばかりではない。 美術でもまずは心が大切なのだろう。 心のメッセージが絵から抜け出し、見る者の心へと。
また、 藤城清治さんはケロヨン、木馬座の生みの親でもある。 幼き日に観たケロヨン、夢をもらっていた木馬座。 まさかこの年になって、新潟の地で再会できるとは思わなかった… 一気に童心に返る…
私の琴線が響きまくった今日の作品展であった。
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