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2007/08/08(水)
夏の夕暮れ
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エアコンが一般家庭にあまりなかった時代。
夕方、行水をしたあと夕涼みに近所の人たちが三々五々集まってきたものだ。
打ち水をし、少しでも涼をとるようにする。
豆腐屋さんがラッパを鳴らしてやってくる。
豆腐屋さんもここで一休憩。
母親達は豆腐が入った鍋を抱えたまま喋り込む。
子供達は夜の花火の約束を楽しみに待つ。
♪はじっこつまむと線香花火 ペタンとしゃがんでパチパチ燃やす♪
派手な花火の最後の締めくくりは線香花火・・・ 夜の別れを惜しむように、皆で見つめた。
今でも線香花火を見つめると、何故か寂しくなるのはそんな郷愁のせいかもしれない。
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