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2007/07/14(土)
季節の料理
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お気に入りのレストラン、長野善光寺門前の「さくら」に行ってきた。
今日のデートのお相手は義母と義母の友人。 色気がないのが玉に瑕だが、二人の満足そうな顔に連れてきて良かったと思った。
ここの「季節の料理」というメニューは月ごとに変わる。 今月のお題は「七夕」 竹の器に涼しげな夏の料理が8種類盛られている「八寸」。 そこにあしらわれた、黒竹の葉。 七夕と呼ぶにぴったりの料理であった。
ここのレストランの「季節の料理」は豪華な食材が使われているわけではない。 野菜中心のごく普通の食材である。 なのにその品目の多さと、季節感豊かな手の込んだ調理法が見事なのだ。 量も多いわけではないが、何品目もゆっくり頂くうちにお腹と心がいっぱいになってくる。
同じ食材を使っても、そこに幾手間かけるかで料理も変わってくる。 素材そのままのものは、包丁さばきがものをいうようだ。 料理も色彩、デザインのセンスが必要としみじみ思う。
先付けにあしらわれた緑のイチョウ葉。 デザートに添えられた緑濃くなった桜の葉。 今が旬の黒竹の黄緑の葉。 どの葉も緑なのに、春夏秋と飾られた葉っぱ達に時間の流れを読んだ。 脱帽・・・
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