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2007/05/19(土)
風の陣
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先週の「ブルーグラス&アコースティックフェスティバル」で聴き損ねた、倉井くんのハーモニカ。 今日はそのリベンジで、柏崎に行ってきた。
「風の陣」というイベントに、彼とその中間の方たちが出演するからだ。
リハーサルからすでに聴き始めている私に気がついて、倉井君は会釈をしてくれた。 私も手を振って「来たよ」とご挨拶。
今日が新潟でやる最後のステージ。 今まで何回か聴いた曲だが、その都度アレンジが違う。 そこがブルースハープの特徴なのだろう。 今日のアレンジは彼の若さと気合いを感じた。 ギターの方とあわせるべく、お互いの演奏を確認している様子がよくわかる。 息のあった二人の演奏は見ていて気持ちがいい。
最後に「白鳥の歌」という、越冬してくる白鳥のことを歌った曲の演奏があったが、倉井君の旅立ちと重なって我が子を見送る母の心境になっている自分に気がつく。
♪長い長い旅の 歌を・・・・ 思い出す 苦しいときや悲しいときの歌を 歌ってくれ おまえたちの 言葉で♪ 「白鳥の歌」 作詞DON&風岡英治
今まではすてきな大人に囲まれ、見守られ、いい演奏を続けてこられただろう。 これから独り立ちすれば、世間の風にさらされることになる。 どんなことがあっても、強く、地元の仲間の愛を思い出しながら飛躍していってもらいたい。
倉井君のハーモニカの音は人を引きつけるものがある。 これからもずっとその心を持ち続けてほしい。
「風の陣」・・時間は短いが、堪能させてもらった。 海風に吹かれた今日の音は記憶の中に。
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