|
2007/12/26(水)
パーティーに飛び入り参加
|
|
|
「フォーク喫茶」をやらせていただいている喫茶店に挨拶に行った。 ちょうどグループホームのお年寄り達が「忘年会&クリスマスパーティー」を始めようとしている最中だった。
話の弾みで、私も歌わせていただくことになった。
「たき火」 「富士山」 「母さんの歌」を歌わせていただいた。
このような会に伴奏はいらない。 笑顔と手のぬくもりと真心のこもった声だけで十分なのだ。
♪垣根の 垣根の 曲がり角 たき火だ たき火だ 落ち葉焚き♪
ゆっくりと、手を取りながら歌っていくと涙を流される方もいらっしゃる。 みなさん、昔を思い出されるのだ。 自分が子どもの頃、家族に囲まれて幸せだった頃のことを…
グループホーム・・老人ホーム いろいろな事情でそこに住むことになったのであろうが、 今は家族と一緒に住んでいないことは、全員統一した事実である。
それでも昔は家族と生活していらっしゃったのだ。
以前ボランティアで介護病院に行った時、 「何を歌いましょうか?」と問いかけたところ、童謡や唱歌のリクエストが多かった。 新しく覚えた歌は忘れ、若い頃は戦争だったのでその頃の歌は思い出したくないとおっしゃる。 子どもの頃に歌った唄がいいとおっしゃる。 お父さんも、お母さんも、兄弟もみんないた時の歌がいいとおっしゃる。
その時は深く教えられ、心を込めて「富士山」を歌わせていただいた。
40年後の自分は想像もできない。 生きているのかもわからない。 もし、生きていたら・・・ 私はどのような歌を歌って欲しいと言うのだろうか。 NSP? 今はまだ何も言えなくて、少し考え込んでしまう。
|
|
|