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2007/11/11(日)
枯れかけて、尚艶めく
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毎月恒例の魚沼までのドライブ
春から見続けてきた景色は、とうとう赤や黄色に変わった。 サロン裏の田んぼはもう来春までお休み・・ これから冬を迎え、景色は白一色に変わる時がくる。 これが新潟の四季なのだ。
♪病葉 風にこそがれて 寂しい枯れ木に成り下がり♪
桜の木に数枚残った葉に虫食いのあとが・・ これが自然の美しさと、見つめてしまう。
自然の美とは、 何に媚びることなくあるがままにありながら、それでもなお艶めいている。
ほとんどの葉は枯れ落ちているのに、 最後の力を振り絞って枝にしがみついている一枚の葉こそけなげで愛おしい。
鮮やかな色は終わっても、微妙な色を取り混ぜた赤の自信に恐れ入る。
この一枚の葉のように・・・ けなげで、誇らしく、自然の艶を持ち続けたいものだ。
昨晩見た星は、地上の憂いを吸い取って今夜は雨雲の上で休んでいるようだ。
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