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2007/10/14(日)
ゆったりとブナ林散歩
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片雲の風に誘われて芭蕉は奥の細道に旅だったが、 私は秋の風に誘われてブナ林へ。
山も紅葉の季節にはまだまだ早く、落ち葉も足下でかさこそと心地よい。
♪落ち葉は夏の忘れ物 落ち葉は夏の忘れ物♪
暑かった頃には緑も濃かったとだろうが、今は多少茶色混じり。 それでもまだ枯れはしないと、色を放つ野山。 名も知らない花の群生も、黄色に輝く秋のキリン草も美しい。 ブナの木は山の生物に温床を与え、優しくそびえる。
ちょうど私もそんな年頃かと、山と自分を重ね合わす。
見た目の最盛期は過ぎたかもしれないが、 人としてはこれからが円熟期のつもりである。 小さな事には細やかな心遣いを・・ そしてそれ等を包み込む大きな心のゆとりを・・
日々は忙しくとも、人としてゆったりとありたい。
今日行った山は「桑取り ゆったり村」 確かに時間までもゆったりと流れているような景色であった。
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