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2007/01/12(金)
伝統行事・・鏡開き
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昨日は鏡開きであった。 そして今日はその餅でぜんざいを頂く。 とは言ってもぜんざいを食べるのは私だけであるが。
鏡開き・・ 以前はカチコチになり、ヒビの入ったお鏡を金槌などで割ったものだが、最近の我が家は実に簡単である。 お鏡の形をした容器の底のビニールをピッとはがす。 中に入っている数個の丸餅を取り出すだけである。
「鏡開き」などというにはあまりにおざなりで申し訳ないようである。
物事があまりに簡略化してきて、行事の有様が変わってくる。 時の流れの中でどうしようもないことかもしれないが、 これでいいのかとも思う。
1人1人が自分の時間が大切で、興味のないことに時間を割くのがおっくうになってくるのか? 家族や地域で楽しまなくとも、それぞれが別の楽しみを持っていてそちらが忙しいのか・・ いつでも好みのものが食べられ、行事の食べ物など食べたくないのか?
いずれにしても・・ 伝統のものが形を変えていくのを目の当たりにしている。
本当に守るべきものはなんなのだろう… 物事の神髄だけを守っていけばいいのだろうか?
♪心の1/2で いいならどうぞ♪
100%で全てに向かえない今、あちらにもこちらにも少しずつ気持ちをわけて、それでも神髄は守っていきたい。
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