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2006/08/28(月)
おばあちゃん代理
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昨日夾竹桃を眺めながら、天野さんと共に亡くなった親友も思い出していた。 以前日記にも書いた「すみこさん」
剣道の試合終了後、時間があったので、仏壇参りをしようと彼女の家に立ち寄った。 以前住んでいた場所付近に行くと、引っ越したことを忘れてしまう。そして彼女がもう居ないことも忘れてしまう…
彼女の家に着くと、ご主人が笑顔で出迎えてくれた。 そして彼女の娘さん二人も帰っていたようで、一緒に出迎えてくれた。 そこでサプライズ! 下の娘さんの腕に赤ちゃんが抱かれている!! その隣でご主人らしき青年がニコニコしながら立っている。 何と、彼女はおばあちゃんになっていたのだ。
彼女は知ってか・・知らずか・・ とても若い二人だが、幸せそうだ・・ 残されたご主人を心配したが、孫と息子ができたのならもう心配いらない。
彼女の孫なら、私にも孫同様。 まだまだ「おばあちゃん」なんて呼ばれたくないが、ひとしきり婆の感覚を味わって来た。 なかなかいいものである。めちゃめちゃ可愛い。 この歳で子を産みたいとは思わないが、子育てならまたしてもいいと思った。(すでに婆感覚) そばにいれば、亡き彼女の変わりに婆変わりになったのにと思う。
すみこさん、自分、孫がいるって知ってるろっか? かわいい女の子。もうはいはいしてるよ。 自分、元気だったらずっと抱っこして離さないろねぇ。 私との旅行の約束も果たしてないけど、 どうしてもっと生きていられなかったんだろう… もうちょっと頑張れば孫が抱けたのに… 息子も出来たんだよ。新しい家族に会わないまま、苦労だけして逝っちゃったね。 空から見ているだけじゃあ、はがゆいろ? 私があんたの分まで可愛がらせてもらうしね!
逝くものあれば来る者有り・・ 人の世の常とはいえ、何とも心残りである。 人の世はそういうもの、自分もいつかはその流れに乗る時が来るのだ。 それまでは精一杯、愛し、ひたむきに生きていきたい。
♪愛はめくるめく時の中で 一つだけ無くしたくないもの 未来を強く生き抜くために あなたのその微笑みが欲しい♪
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