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2006/07/31(月)
八月の空へ翔べ
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ようやく梅雨も明け、夏本番と思いきや明日からは八月である。 最近子供の頃感じていた季節の変化とずれているように思う。 それともだんだんせっかちになって、先々と見るため今を楽しむ余裕が無くなっているのだろうか…
夏を楽しむ… 子供が小さい頃は、 プール、海水浴、浜辺でバーベキュー、町内行事、夏休みの宿題・・ 楽しみながら忙しがることがたくさんあった。 今はもうそれがない。 自分のための楽しみ… 自由で良いが、さて、夏を楽しむとしたら何をすれば楽しめるのだろう。
夏限定の楽しみが思いつかない。 昔、庭で行水をしている人をよく見かけたが、シャワーがある昨今、行水している人など見たことがない。 いいとこ子供がビニールプールで遊んでいるくらいである。 打ち水をする気持ちよさもない。 焼けたアスファルトに打ち水などしたら、よけいに蒸し暑くなる。 うちわ片手に夕涼みしている人もいない。 みんなエアコンのある部屋にこもっている。
どうにかして少しでも涼を得ようとしている姿こそ、夏の風景、楽しみだったような気がする。 今は手軽に涼が得られるので、夏の風景が無くなってしまった。
せめてNSPの「八月の空へ翔べ」でも歌って、夏を感じよう。
♪草原の白い柵に 少女の君がよりかかってた 新鮮な風を集めて 深く吸い込む 思いで遠く♪
先日摘んできたラベンダーが今目の前にある。 少しドライフラワーになってきて、よりいっそう癒しの香りを放っている。 この香り、この画面の向こうまで届けばいいのにと思っている。 とても、とても良い香りです。
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