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2006/07/20(木)
水害のお見舞いを言わせて
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昨日までの雨で各地被害が出ているようだ。 天災の前に人はとても弱く、とおりすぎるのを待つしかない… せめても知人には被害がないようにと祈るばかりである。
折しも合唱団で「阿賀野川」という組曲を練習している。 昭和42年 8月29日 400ミリを越す集中豪雨による羽越大災害をテーマにした曲だ。 そのころはまだ子供であったし、新潟に住んでいないのでまるで記憶にはないが、大変な災害であったことが曲から伺える。
曲は被害の様子を語り、人々の復興の力を讃えている。
♪退けばふさがり 進めば開く♪…
このフレーズを区切りに曲はエピローグを迎えるのだ。 後退しては何も生まれない。 前進にのみ明るい道が開ける。
人の生き様もそう… 立ち止まることがあっても、後退してはいけないのだ。 前に、もっと前に進む。 そうすると何かが生まれ、そこに人が集い、人々が生み出すサークルが完成されていくのだ。
人はとても弱い… 内も外もとても、とても弱い… 強く見える人も、一つ何かあれば転がり落ちる。 だから人の温もりを大切に生きて行きたいのだ。
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