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2006/07/18(火)
遣らずの雨・・?
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今日も一日雨降り・・
雨の言葉で「遣らずの雨」という言葉がある。 演歌のタイトルにもあるが、それとは別に好きな言葉の一つである。 帰したくないかのように降る雨・・それが「遣らずの雨」 何という色艶のある言葉だろう。 日本語の妙を堪能する。 自分の心を雨に託し、口には出さないが心で語る最高の言葉だと思う。
何日も降り続くと雨も何かの意図を抱えて降り続けているように見える。 帰したくない、帰りたくない・・そんな人達を手助けする「遣らずの雨」 口に出して言うとこの字の持つ奥ゆかしさが消えるので、字で書いて感触を味わう。
仕事の方で新種の仕事が始まった。 まだ始まったばかりなので、すべてにおいてうまくいかない。 そうなると大声でテンション高く文句を言う人が出てくる。 それにつられて同じような人も出てくる。 大声でたしなめる人も出てくる。 人は右往左往し、甲高い声が社内を飛び交う・・ 聴いているだけで疲れてしまった。 女性が多いと起きる現象であるが、自分も女性ながら「・・・・」と言葉を飲む。
♪人混みの中苦手だと 背中をたたく人 いつまでも少女のように 弱い人さ♪
女を三つ書いて「かしましい」・・ 女を四つ書けば「さわがしい」・・? 女を五つ書けば「やかましい」・・?? こんな事を思いながら仕事をしていた。
「僕のそばで」を聴いて穏やかになりたい。
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