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2006/07/16(日)
冬の時代から抜け出して
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今日は息子の剣道の試合。 道場としてチームを組むのは久しぶりである。 そして私はお抱え運転手という役職を仰せつかっている(笑) 学校の部活動と違い、道場として出場する場合は、本人達そしてまわりの大人達も気合いが入る。
結果は優勝。 地区大会なので次の県大会に進める橋に過ぎない。 とはいえ、優勝の二文字を勝ち取らなければ橋は渡れないので、ほっと安堵している。
決勝戦はチーム同士の緊迫した、白熱戦だった。 少しでも気合い負けした方が落ちる・・ 久しぶりにギャラリーで応援している私も熱が入った。
ここ2年近く絶不調・・ 勝つのが当然のようだった頃に比べて、毎回持ち越される不安。 いつしかその不安にも慣れて「負けてもいい、内容のいい試合を」と気持を切り替えた時冬の時代から抜け出した。 春に再び芽を出し盛りの夏を迎えた今、試合数はカウントダウンに入った。
中学3年は夏ですべての試合が終わる。 息子との長い剣道生活もファイナルが見えている。 スポーツ少年と呼ぶ最後の夏。 残り少ない試合を楽しませてもらおう。
試合終了後監督の先生を囲んで先生の指導がある。 今日の監督は6段の女性剣士。 ギャラリーから見ていると、先生の姿が見えないのに気がついた。 息子達5人に囲まれ女の先生は埋もれてしまっている。 先生は目線をあげ、一生懸命手振り身振りで指導しているが、その姿が可愛らしく見えた。 「この子達はいつの間に先生よりこんなに大きくなったのだろう」・・ 小さい頃の記憶がよみがえる。
♪I need you.あなたが必要・・♪
いえいえ、私はもう運転手として以外必要とされていない。 頼もしくもあり、淋しくもある。
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