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2006/06/18(日)
土偶裸婦像
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昨日行った歴史博物館で一体の土偶のレプリカを購入してきた。 縄文のヴィーナスに並ぶ、裸婦像である。 そのチャーミングな表情と、女性らしいフォルムに惹かれる。
この土偶を見ると縄文の時代、女性が大切にされていたことがよく分かる。 作り手の女性そのものに対する思いが伝わってくるようだ。
子孫を残し、人類の繁栄を育む源としての女性の存在。 そこにあるのは古代から変わらぬ愛の営み・・ 小さな枠にとらわれず大きな世界で生きる、人としての愛の営み・・ 男が女を慈しみ、女が愛される喜びを感じる。 そして奏でられる愛の営み・・ そんな男と女の根底を土偶に教えられる。
縄文の人々の自由とおおらかさを土偶に垣間見た。
今朝8時25分義理の祖母が亡くなった。 95才、明治の終わりに生まれ、大正、昭和、平成と生きてきた。 最期まで女性として生き、枯れていった祖母を感謝の気持ちで送りたい。
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