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2006/05/21(日)
雪どけ水
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新潟上越に越してきてよかったと思うことの一つに、昼は山、その足で夕方海へ。そんな行動が気軽に出来ることだ。 今日はおもむろにその行動を実行して来た。
昼から妙高山中腹にある笹ヶ峰の「清水ヶ池」と「ドイツトウヒ林」を目指してドライブ。 山の麓は新緑のトンネルが続き、心と目にとても優しい。 しかし中腹ともなるとまだまだ芽吹きの頃・・ ふきのとうがやっと芽を出している。ところによってはまだ2メートルぐらい雪が残っている。 清水ヶ池までは雪上行軍をしなければならなかったので、行くのを断念した。 ドイツトウヒの林も昨日除雪が完了したらしい。 そのおかげで少し歩けた。 暗い木々がまっすぐ青空に向かってに伸び、まだ冬を抱えているまわりの景色とやけに溶け合っていた。 長く大きな松ぼっくりはクリスマスに使用されるが、それは秋の楽しみだ。 どっしりとした中に繊細さを隠し持っているかのような樹の立ち姿は、癒しの大きな手を思い出させる。 樹の息づかいを感じるには余りあるその姿に、自分のはかなさが情けなくなる。
今日は気温が高かったので、山の雪どけ水が、そこにここに溢れている。
♪雪どけ水はつめたくて 君の熱い心を冷やしたのか
水の流れの激しさが 君の激しさをのみこんだのか♪
急な斜面では雪どけ水が激しく流れていた。 透明で冷たい水に手を浸して、私も少し心を冷やす。
夕方から海へ。 今日は釣り人で賑わっていて、以前の静かな海とは少し違う。 それでも夕陽の美しさは、いつ見ても変わらなく美しい・・
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