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2006/05/18(木)
いろいろな想い
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俳優の田村高広さんの訃報を今朝のテレビで知った。 噛んで含めるような台詞の言い回しがとても好きだ。 好きな俳優がまた一人亡くなった… 心が痛い… ご冥福をお祈りします。
夕方釣りに行っていた夫が、鰆(さわら)を一匹持ち帰った。 鰆としてはほんとに小さいが、二人分のおかずとしては十分すぎる。 鰆は字のごとく春が旬の魚である。 ほのかな甘みと香り、食べた瞬間「春」という字が連想された。 日本の言葉は素晴らしいと改めて思う。 明日も夕方から釣りに行くらしいが、期待しないでおこう(笑)
我が家の庭は、庭と言うより畑と化している。 歩く場所がないほど旬の野菜が植えられているおかげで、その季節の野菜には事欠かない。 しかしありすぎるのも悩みの種なのは確かである。
自前の旬の食材を見るたびに、その昔自給自足の時代だった頃に思いを馳せる。 人が生きるために生きていた時代・・ 生命をつなぐ食べ物の調達に必死であったことだろう。 悩みを抱える暇など無かったに違いない。
そんな時代に生きていたとしたら、今の私はどういう存在として生きるのか… 存在を許されるのだろうか… 存在価値があれば許されるだろうし、 その時代に存在価値がなければ抹殺されるのだろう…
♪エレーン 生きていてもいいですかと 誰も問いたい エレーン その答えを 誰もが知ってるから 誰も問えない♪ −中島みゆき 「エレーン」−
生きていてもいいですか… 存在していてもいいですか… ここにいてもいいですか… 誰か教えて。
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