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2006/05/15(月)
おだまき
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我が家の脇に人目に目立たなくおだまきの花が咲いている。 今が花の盛りではあるが、静かに、半日陰にひっそりと咲いている。
静や静 静のおだまきくりかえし
昔を今に なすよしもがな
源義経の恋人・・静御前が、義経を慕って鎌倉八幡宮でこの謡を舞ったと言われている。
何とも言えず切ない歌… おだまきの花を見るたびに、この歌を読んでみる。
「静、静と繰り返し呼んでくれた昔のように、今も呼んでもらいたい…」
こんな意味だろうか。
遥か昔も、今のこの時も人の心の想いは変わらないようだ。 我が家の脇で咲くおだまきも、こんな想いの歌を抱えているからひっそりと美しく咲いているのかもしれない。
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