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2006/04/19(水)
宿命
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身内で不幸があったため今夜はお通夜の手伝い。 このような場になると、とても年を感じる。 若い頃は、年長者の言うことを聞いていればよかったのに、今は逆。 若い人に何気なく指示を出し、年寄りをいたわり、いつの間にか仕切る立場…。 端から見るとそんな年頃なのだろうと実感した。
お寺さんの説教の中で心に留まるものがあった。 「私たちの魂は今ここにある身だけではないのです。この身になる前からも、この身を失ってからも魂は続いているのです。」
魂に宿命があるのなら、いつか必ず出逢える人達がいるはず… その出逢いに向けて毎日が過ぎて行くと行っても過言ではない。 人と人との出逢いはそれぐらい果敢に求め合っていると思う。 一目で恋に落ちることもあれば、日々の積み重ねではぐくむ愛もある。 それらみな全て、魂の宿命に導かれているのだろうか? そうだとしたら・・宿命に耳を傾けて道を探す…
♪雫が川を作り いつか海へ出る 遥かに時間だけが 通り過ぎて行く♪
今日は大河の一滴を感じる日だった。 明日も誰もが幸せな日でありますようにと祈る。
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