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2006/03/01(水)
じゃあね
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私が別れ際、さようならの代わりにによく使う言葉、「またね」・・ また逢えるよね、という願いと離れがたい気持ちを込めて言う。
「じゃあね」・・さようならよりもちょっとさりげない。 でも振り返らなくてもいいという、きっぱりとした決別が感じられる。 そう感じるのは私だけかな?
だから、さよならの時は「またね」と言って欲しい。 明日への希望をつないだままに「またね」と… もう二度と逢えないかもしれない時だけ「じゃあね」と私も告げよう。
谷川俊太郎さんの詩、「じゃあね」を読んだ。 3月は別れの時。 3月に経験した別れは何故かいつまでも胸に残る。 その場面、景色、言葉、その時の想いが鮮明なまま脳裏に焼き付いている。 あの時、「さよなら」と言わずに軽く「じゃあね」と言っていれば良かったと今更思う。
♪君は地下鉄日比谷線 僕は東横丘じゅうへ すれ違う電車に手を振れば 笑顔でじゃあね 君と僕♪
今は「おかじゅう」とは言わないらしい。若い人は「ヶ丘」?と言っていた。 時代も変われば呼び方も変わる。 さよならと言って分かれたあの時も、とっくの昔に過去の物語に変わってしまった。
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