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2006/02/15(水)
霧の中
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静かな雨のおかげで気温も上がり、雪に覆われた田んぼからは霧が発生する。 前を走る車もなく、濃い霧の中につっこんでいく期待感。 走り慣れた道なのか、未知の場所なのか何も分からず闇雲に車を走らせてみる。
先が見えないと不安? いいえ、先が見えないからもっと行きたくなってしまう。 濃い霧に包まれていたら、誰にも見つからないように隠れていられる… 誰にも気づかれずどこまでも歩いて行かれる… 手探りで進む道。 道があるのかどうかも分からないが進まずにいられない。 霧が晴れた時何が見えるのか?分からないけど…
♪みつからないように そっとぬけだして ぼくのところへ おいで 今夜は君のために 扉を少し 開けておくから♪
いつでも濃い霧の中に居られるのなら、何の心配もいらないのに… 濃い霧に安堵を見つける。
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