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2006/11/04(土)
夕方の海空
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♪ススキが揺れる 遠いふるさとの街に 無くした物を探しに来たんだ♪
海際から小高くなったところにススキが揺れていた。 海がもうすぐ夕陽を飲み込む少し前の空である。 ススキが揺れるのを見て、夕陽を浴びる・・ 今日もNSPに包まれた… 天野さんの歌声を思いだし、N友に思いを馳せる。
♪みんな元気でいるだろか・・♪
凪いだ海には穏やかな安堵がある。 万物ここから生まれ、ここに帰って行くからなのだろうか。 さざ波に誘われ、海辺へ海辺へと近ずきたくなる。 ここにいられれば、それが全ての喜びであるようにさえ思えてくる。 海の誘い込むような力にまかせ、海底でいつしか魚になる。 いつの日かこの生まれた場所に帰ってくるのだ・・
刻一刻と変わる夕陽の美しさに、空は茜色で答え、水面はきらめきを見せていた。 そして、夕陽が海に飲み込まれると、東の空に真っ白な月が姿を現した。 この30分ぐらいの間の出来事があまりに美しく、涙を誘う…
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