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2006/11/29(水)
ピアニッシモ
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ff・・・フォルテッシモ 特に強く pp・・・ピアニッシモ 特に弱く
どちらも音楽の表現用語である。
楽譜に書かれている場合、むやみに強くしたり、弱くしたりすればいいものではない。 作曲者の意図がそこに表現されているのだ。 それが楽譜を読むと言うこと。
楽譜が読めるというと、単に音階がすぐに分かるということと思われがちだが、 本当に楽譜を読むということは、作曲者の想いを楽譜表現の中から読み取ると言うことだ。 そこに演奏技術が伴えばいいのだが、またそこが音楽の難しいところである。
強い想いはppピアニッシモで表現する。 そう合唱の先生から教わった。 だからppほどはっきりした言葉で囁くように歌うのだと・・
声に出せないほどの強い想い・・・ 心に秘めた想いはピアニッシモで囁く。
私は感動したこと、伝えたいことはすぐに大声に出して言いたい方であるが、 これでは情緒も何もないようだ。 もう少し大人の女性として、「囁く」事を覚えなければ…
♪忘れないで 髪を切ったあの夜を・・・♪
NSPの「遠野物語」・・今までサビの部分は張り上げて歌っていたが、 これからは強い想いで、ピアニッシモで歌ってみようと思う。
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