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2006/11/25(土)
漁り火をみつけよう
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息子が学校から持ち帰ったプリント類の中に、目を疑うものがあった。裏表の両面刷りのその手紙…
発行者は文部科学大臣。 片面は子供を取り巻く大人達へ。 片面は子供宛に。 内容は「いじめによる自殺の連鎖を食い止めよう」というメッセージと、「いじめはすぐ止めよう。いじめられているとしたら一人ではないので相談しよう」 ・・そんな内容だ。
テレビのワイドショーでは連日そんな問題を取り上げている。 しかし、文部科学大臣自ら各家庭あてにプリンを出さなければならない・・そんな時代になってしまったのだろうか。
私が子供の頃もいじめはあった。 大人の社会にもいじめはある。 でもそれが原因で自殺するなどという話しは聞かない。 現代の子供の世界の「いじめ」とどこが違うのだろう。
ここに安易な私の意見を書くわけにはいかないので、 あえて何も言わずにおこう。
ただ・・・ 一つ言いたいのは・・・
人生は一回しかない。 命あってこそ人生を楽しめるのだ。 人生を楽しむためには、自ら切り開く力を身につけなければならない。 「求めれば必ずかなう」 そうくりかえし教えてくれた先生の言葉を今でも大切にしている。
悩んでいる子供達、大人達、焦らずに・・ 求め切り開く道に踏み出せば、きっといいことが見つかるはずだから・・ 一回の人生を自殺などと言う形で締めくくらないで欲しいと切に願う…
♪灯台 それとも窓の明かり いえいえ あれは漁り火♪
漁り火のようなかすかな明かりでも見落とさずに… その灯りに向かって道を切り開いて欲しい。
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