|
2006/11/15(水)
妥協の綱渡り
|
|
|
日々妥協できることと、できないことの狭間にいる。
若い頃は妥協の人生なんて・・ と思い、妥協することをかたくなに拒んでいた。 妥協と戦うことが生きている証のように思えた。
しかしここのところ、歳を重ねて丸くなったのか、妥協を許すことが増えてきたようだ。 「しょうがない」「まぁ、いいか」「そんなこともある・・」 自分のまわりのことを理解しよう、認めようと言う気持が強い。 人間関係を円滑に保つ処世術とでも言おうか・・
その反面どうしても妥協できないこともある。 これを許したら自分でなくなってしまう・・そんなこと誰にでもあるだろう。
許せること、許せないことがいつでも天秤にかかっている。 ちょうどいい具合のバランスが保たれている時はいい。 どちらかに傾きっぱなしになると、そこから世界が壊れ始める。
全てはバランスの綱渡り。 いつでもいい具合の均衡を保つように努力するのだ。
♪心弱くしたのは 小さなためらい ふと気がつくと いつも僕は綱渡り♪
|
|
|