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2006/10/05(木)
昔の話し
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戦友のブログで「始発電車」・・を目にしたので昔を思いだした。
若い頃夜通し騒いで、終電もなくなり、始発電車が出るまで店にいる・・そんなことをしたこともあった。 朝靄の新宿の街。 ビルの谷間から昇る朝日。 すすけた街が夜の名残りを浄化する瞬間。 そんな時間が好きだった。 疲れを知らない若かった自分。少し無鉄砲なこともあったが・・
始発電車は結構人が乗っている。 そのまま出勤するには早すぎる。一度家へ帰り、再度出勤。 体力も気力も満ち溢れていた頃の話しだ・・
♪少女の薄い胸が ぼくの隠れ家だった 始発電車はまだこない♪
夜が楽しかった20代・・ 朝に又気力が戻った頃・・ 懐古趣味はないが、やはり思ってしまう。 私にもそんな時代があったのだと…
今はもうすすけた街で朝を迎えるのはごめんだ。 始発電車も乗ることは無い。 そんなことをしたら、少なくとも一週間は具合が悪くなることであろう。
生活そのものは毎日駆け足であるが、 存在する場所は海があるところがいい。 田んぼの上を渡る風が感じられるところがいい。 朝焼けに山の影が映るところがいい。 そう・・ ここがいい。
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