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2006/10/02(月)
秋・・夕暮れに雨
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日が暮れるのがとても早くなって来た。 特に今日のような雨の日は、どこもしっとりしている。
♪君と僕はしっとり濡れる♪
しとしと雨に濡れるのは悪くない。 車が足代わりになってから傘を持ち歩かなくなったので、少しの距離だが、しっとり濡れることはよくある。
秋の雨は冷たくて、何か言いたげ… 雨の中に何か思わせたいかのように語りかける。 色々すぎた日のこと。 小学生の頃傘を忘れて、ぬれながら学校から帰る寂しさ。 中学生の頃傘を持っているにもかかわらず、黒い革の鞄が重たくて傘をさせなかったこと。 高校生の頃肩寄せ合った相合傘。お互いの肩はずぶぬれ。 その後は・・ 雨の中九十九里の浜辺を散歩したこともあった。 城ヶ島でデートした時も雨に濡れ、歌った「城ヶ島ブルース」。 雨の日は・・ 雨の日は・・ 子供が生まれてからは、雨の日には必ずつるしたてるてる坊主。 なのに小さな長靴を履かせたくて、雨の日がくるのを待っていた。 配達の仕事をしていた時は雨ほど憎いものはなかった。 そして今、雨の日は・・ ワイパーは動かさずフロントガラスに流れる雨を見ているのが好き…
♪ずいぶん昔の話しを酒など交わしながら ぽつりぽつりと話し始める♪
秋の夕暮れ、雨がしぼ降るといろいろなシーンがむねによぎるものだ。
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