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2006/01/03(火)
不良通り
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高田に吹き荒れる吹雪の合間を縫って、喫茶店「オルゴ−ル」に行ってきた。
新年のご挨拶の後、マスタ−とお喋り。なごみの一時…。
「オルゴ−ル」は高田公園にあるお堀から小道にそれたところに建っている。 気をつけなければ見後してしまいそうなのだ。 近辺には高校が二校有るため、歩き煙草の高校生達が大通りは通らず、「オルゴ−ル」前の小道を通るらしい。 または近所でたむろ煙草をしている…(火事を出されては困るので、マスタ−はオルゴ−ルの駐車場で吸えと言うのだそうだ) マスタ−いわく、名付けて「不良通り」 ナイスネーミング!
高校生の歩き煙草、たむろ煙草はまったくもって感心しないが、 NSPの「17才の詩」を思い出す。 ♪授業さぼって茶店に入り 煙草を吸ったら こんな気持ちのいい事はなかった♪ 昔の子も、今の子も、変わりはないようだ。 違うのは、昔の子は悪いと知りながら反抗してみる。そんな点だろうか。 今の子は…私は今の子ではないのでよく分からない。あえてノ−コメント。
NSP三人そろった最後のコンサ−トで、 天野さんが「17才の詩」を久しぶりに歌ったと言っていた。 すでに自分の中にはない世界だと。 しかしDVDで見ると、この上ないノスタルジ−が溢れていて実に良かった。 50才を過ぎて出せる味だったと思う。 私も今、若い頃の自分を傍らに置いて歩いている。 今の自分をあの日の自分に戻し、あの日の自分をここに連れてくるのだ。 もどかしく頼りなげな不安に安らぎを与え、 面の皮が厚くなりそうな自分に、胸の鼓動を思い出させるために。 そうすれば「愛している」と言い続けられそうな気がする。
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