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2006/01/02(月)
初稽古
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朝から上越剣道連盟主催の剣道初稽古会があった。 上越地区の子供からご老体までの面々が顔をそろえる。 体育館の中は寒いが、そこがまた気が引き締まり気持ち新たになるのだ。 何の行事よりも新年を感じるのである。 私自身は剣道はやらないが、息子のおかげで剣道のすばらしさを一緒に感じさせてもらっている。 年配の先生方は皆80才に手が届く方ばかり。その風格から竹刀を通して人生を享受するのだ。 小さな子は4才ぐらいのちびちゃん。自分も育ててもらった恩を思いだし、ひたすら打たせてあげる。がんばれ がんばれとエールを送る。 こんな幅広い年齢層を持つスポーツがあるだろうか。 しかも、4才の子に稽古をつける時でも、先生方は子供に向かって「お願いします」と挨拶される。 向き合う相手に礼を尽くすのだ。たとえ小さな子にでも…
礼節 謙虚 思いやり 勝っておごらず負けてくさらず そして昨日の我に今日は勝つべし。 剣道の美徳をあげたらまだまだある。武道を超えたものを人生の糧にしていくのだ。
初稽古の後、上杉謙信が奉られている春日山神社で武運を祈願し、林泉寺にて謙信が書いた書「第一義」を心に刻み込んできた。(宝物殿が閉まっていたため山門のレプリカしか見られなかったのが残念!!)
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