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2006/01/12(木)
分岐点を思い返す
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「音楽 夢くらぶ」という番組を見ながら・・・ 今日は中村雅俊さんとさだまさしさんのコラボ。 私は若い頃舞台俳優になりたくて、文学座によく遊びに行っていた。知り合いの団員さんがいたからである。 私の知り合いと中村雅俊さんは同期生で、まだペイペイの頃の中村雅俊さんのサインをもらった事がある。 「もし俺が売れたら価値が出るよ」と言ってサインしてくれた。 その後本当に売れ出して、まさか言葉の通りになるとは思いもよらなかった。 あのサインどこに行ってしまったのだろう。実家のどこかにあるはず…
文学座に行くと強烈なオ−ラがあちらこちらに光っていて圧倒された。 こんなオ−ラは私には無いと思い、俳優の道は断念した。 今思えばオ−ラは徐々に身につけていくもので、最初から華のオ−ラを持っている人など極僅かなのだが。 その後いくつかの分岐点があり、その都度よかれと思う方に歩みを進め今に至っている。 今別な道を選んでいたらどうなっていただろうと思う。 新潟の高田で雪堀はしていないかもしれない。 しかし以前にも書いたが、私にはこの土地に来る必然性があったのだ。 となればたどり着くところはやはりここになるのか… 別な道も見てみたい気もするが、家族も含め今ここにめぐり逢っている人達が今の私には何よりも大切。 小指の糸で繋がれた人達とたぐりあい寄せる運命。 その大前提の元に人生のレ−ルは引かれていくような気がする。
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