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2005/12/29(木)
サルビアの花
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昨日に引き続き曲の話し。
NSP以外で私の好きな曲第一位は 早川義夫さんが歌う「サルビアの花」である。 曲を知らない方には申し訳ないが、ここは一つ我慢して頂きたい。
♪いつもいつも思ってた… サルビアの花を あなたの部屋の中に なげいれたくて そして 君のベッドにサルビアの赤い花をしきつめて 僕は君を 死ぬまで 抱きしめていようと なのに なのに どうして他の人の所へ 僕の愛の方が 素敵なのに 泣きながら君の後を 追いかけて 花吹雪舞う道を ころげながら ころげながら 走り続けたのさ 扉を開けて出てきた君は 偽りの花嫁・・・♪
歌詞はまだ続くが、世の中反戦フォ−クから抜け出し、 メジャ−な美しい曲、当たり障りのない明るい歌詞の曲が主流だったと思う。 そんな中、一対一の想い、男の弱さをさらけ出し、 しかも明るく切なく熱唱する早川義夫さんの姿が忘れられない。 詩の流れに沿った無理のないメロディ−が、スッ−と心に染みこんでくる。言葉も曖昧さを含まないストレ−トそのもの。 また、繰り広げられる情景の色が美しいのだ。 サルビアの赤、ウェデングドレスの白、芝生の緑、 そんな鮮やかな中に主人公の沈んだ色一点。 映画を観ているような情景だ。 曲は始終ベ−スにある3連符の連続が主人公の引きずる心を表している。
こんな名曲があるかと思うのだが、人それぞれと思う記事があった。 以前別の事で検索していたら「サルビアの花」という字を目に止めたので開いてみた。 そこには「サルビアの花はスト−カ−の曲だ」と一刀両断! 確かによく読むと今で言えばスト−カ−といえるかもしれない。 おかしすぎて、怒る以前に大笑いしてしまった。 どこの誰だか知らないが、私の名曲をよくも!・・・とここで怒っておこう。
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